2011年01月25日

レーザーホワイトニングってどう?

ホワイトニングが日本に上陸したばかりの頃に広く普及していたレーザーホワイトニング。
最近ではめっきりレーザーホワイトニングを見かけることは少なくなりましたが、レーザーホワイトニングは高い治療費としても知られていましたよね。
実際のところ、レーザーホワイトニングってどのぐらいの効果を実感できるものなのでしょうか?

オフィスホワイトニングを行なう場合には、中にはレーザーホワイトニング機器を使っているクリニックもありますから、あらかじめそういった機器や設備についての説明もきちんと受けることが必要です。

レーザーを使うオフィスホワイトニングと、レーザーを使わないオフィスホワイトニングとの違いはごくわずか。
ホワイトニングのプロセスでは、漂白剤を歯の表面に塗布した後にそこに光や熱を当てることで歯の漂白を促進させていきます。
レーザーを使ったオフィスホワイトニングでは、熱や光を発生させる媒体としてレーザーを使っているというわけです。

美肌ケアなどにも使われているレーザーは、単価が高いことでも知られていますよね。
しかしホワイトニングにおいては、単価のわりには効果がそれほど劇的ではなく、コストパフォーマンスがよくないようです。

オフィスホワイトニングを考えていて、カウンセリングを受けたクリニックの治療費が高いなと思ったら、もしかしたらそれはレーザーホワイトニングを採用しているからなのかもしれません。

ちなみにレーザーホワイトニングは「レーザー」という性質上、ホームホワイトニングには適用されません。

ウォーキングブリーチって何?

健康な自分の歯なら、ホワイトニングする事で何段階かは歯を白くする事ができます。
しかし、虫歯がひどくなって神経を抜かなければいけなくなってしまった歯は、一般的なホワイトニングをしても効果は全く期待することが出来ません。
その場合には、ウォーキングブリーチと呼ばれるスペシャルなブリーチ方法によって歯をホワイトニングする事ができます。
神経を抜いてしまった歯があるからと言って、ホワイトニングをあきらめなくてすむのですから、素晴らしいですよね!

ウォーキングブリーチでは、歯の裏に詰めている内容物をキレイに除去し、その中にブリーチ剤を入れて蓋をして1週間ほど待ちます。
「頑固な汚れにはつけおき漂白」をするというイメージです。
歯がどのぐらい黒ずんでいるのかによっても必要な治療回数は異なりますが、何回か治療を続けていれば、歯の黒ずみもずいぶん取れて白い歯を取り戻す事ができるようですよ。

ウォーキングブリーチは神経が死んでしまった歯のみに行なうホワイトニングです。
一般的なオフィスホワイトニングやホームホワイトニングと平行してウォーキングブリーチを行なう事もOKです。
ただし、過酸化水素で歯に蓋をして待っている1週間の間に、稀に虫歯が発生してしまう場合もあるようです。
その場合には、ホワイトニングによる痛みが発生しますから、痛みを感じたら無理をしたり我慢したりせずに、すぐに歯科衛生士に相談してくださいね。

また、同じ理論ですが歯の裏側ではなく歯の内部に漂白剤を入れて歯を内側から漂白するブリーチの方法はインターナルブリーチと呼ばれています。

矯正治療中でもホワイトニングはできる?

歯列矯正に取り組む方の多くは、一念発起して、他人に見られても恥ずかしくない美しい歯並びを手に入れようと歯科クリニックを訪れます。
その時に、歯列矯正と一緒にホワイトニングの治療も希望する方が多いようです。

しかし、歯列矯正中には歯の表面に矯正器具をつけていますから、ホワイトニングをしても、その部分は白くなりません。
実用的ではないため、歯列矯正中にホワイトニングの治療を依頼しても断られる場合がほとんどです。

それでも「どうしても歯列矯正が終了するまで待てない」という場合には、ワイヤーの付け替えや矯正器具の付け替えなど、それぞれのステップの合間にオフィスホワイトニングを受けることも可能です。
ただし、ワイヤーの付け替えだけで歯の表面にブラケットがついている場合には、ホワイトニング治療はオフィスホワイトニングでもNGです。

歯列矯正の中には歯の内側にブラケットを装着していたり、リテイナーを装着していたりして、歯の表面には影響がない場合もありますよね。
その場合にはオフィスホワイトニングをリクエストすれば受けることが可能です。

なぜホームホワイトニングが無理なのかというと、それはホームホワイトニングではマウスピースをつけるから。
矯正器具は数週間ごとに微調整しますよね。
そのため、矯正器具をつけたままマウスピースの型を取ったとしても無理なのです。
ホームホワイトニングを希望している場合には、歯列矯正が終了するまで辛抱強く待たなければいけません。

歯周病でもホワイトニングはできる?


歯茎の病気でもある歯周病。
年齢とともに気づいたら歯周病にかかっていたという方も少なくありません。
歯周病になると歯が弱くなるため、水が染みやすくなったりして日常生活にも不便なところが出てきますよね。
歯周病と言っても軽度のものから重度のものまでレベルがいろいろありますが、軽度の歯周病の場合にはホワイトニング治療は問題なく行う事ができるようです。

ホームホワイトニングに使用される漂白剤も基本的にはオフィスホワイトニングで使用されるものと濃度が異なるだけ。
しかもそのなかには、歯周病の炎症を抑える過酸化尿素という成分が配合されていることも多いようです。
この成分の働きによって、軽度の歯周病なら炎症が悪化してしまったりする心配も少なく、ホームホワイトニングも問題なく受けることができるというわけです。

歯周病でも中度や重度になると、ホームホワイトニングはNGになってしまいます。
これは歯周病によって、治療中に薬剤が歯に染みやすくなってしまうため。
自分自身でコントロールできないホームホワイトニングは、お願いしても「無理です」と断られてしまうことが多いようです。
しかし、専門家がきちんとチェックしてくれるオフィスホワイトニングなら、微調整しながら治療する事が可能ですし、レジンという素材で痛みの原因になる部分を覆って痛みのコントロールも可能です。
そのため、歯周病でホワイトニングを希望する場合には、オフィスホワイトニングのみの選択肢になることが多いようです。

知覚過敏が発生した場合にはどうするの?

年齢とともにどうしても増えてくる知覚過敏。
虫歯があるわけではないのに、歯をゴシゴシ磨いているわけではないのに、なぜか知覚過敏になってしまったという患者さんもたくさんいます。
水を掛けただけでもシミて痛い知覚過敏でも、ホワイトニング治療ってできるのでしょうか?

治療の前から知覚過敏を持っている場合には、治療の前に知覚過敏を抑える働きがある薬剤を歯の表面につけて知覚過敏をおさえる処置をしてもらえるそうです。
硝酸カリウムが配合されているというこの薬剤は、カウンセリングの前に医師から受け取って治療前に自分で塗るということもできるようです。

ホワイトニングに使用する薬剤の濃度によっては、治療中に知覚過敏を起こしてしまう事もあります。
ホームホワイトニングの場合には直ちにマウスピースを外して治療を中断し、かかりつけの歯科医師にどうしたらよいのか指示を仰いでください。
オフィスホワイトニングの場合には、薬剤の濃度も高いので痛みもズキッと来ることも多いようです。
我慢せずにすぐに歯科衛生士に伝えましょう。
痛みを抑える処置をしてから治療を再開してもらえるので心配要りません。

ホームホワイトニングを行なっている場合には、知覚過敏になってしまったら無理をせずに翌日はホワイトニングをお休みしたり、マウスピース装着時間を短縮したりして、自分なりに微調整をしましょう。
医師に相談すればフッ素が配合されたジェルを処方してもらうこともできます。
ホワイトニングとフッ素ジェルを毎日交互に使う事でホワイトニング治療を継続する事も可能です。

ホワイトニングによるトラブルってある?

ホワイトニングに限らず、どんな治療でもトラブルが起きるケースはもちろんありますし、その人の体調や体質などによってホワイトニングが適していないこともあります。
石橋を叩いて渡るように、リスクやトラブルの可能性も十分に理解した上で治療に踏み切る事が何よりも大切です。

ホワイトニング治療で最も多いトラブルは、治療中の痛み。
どんな痛みなのかというと、歯の芯にズキッと痛みが走ります。
少しずつ痛いな・・・という場合もあれば、突然ズキッと痛みが走る場合もありますが、その場合には直ちに治療を中断すれば痛みもすぐに治まります。
この痛みは、歯の表面を覆っているエナメル質にすでに亀裂が入っていたり、エナメル質が磨耗して象牙質が顔を出していることが原因で起こります。
特に、前歯に痛みを感じる場合には、前歯の部分の象牙質が顔を出している場合も多いようです。

痛みの対処法としては、痛みの原因となる部分をレジンという素材で覆ってホワイトニングを再開します。
覆った部分もきちんとホワイトニングされるので安心です。

また、ホワイトニングに使用する薬剤は、歯茎につくと炎症を起こしてしまいます。
ホームホワイトニングでもオフィスホワイトニングでも、誤って歯肉に薬剤がついた場合には、直ちにふき取ってください。
そのまま放置すると歯茎が炎症を起こしたり腫れたりしてしまいます。
特に、オフィスホワイトニングを行なう場合には薬剤の濃度も高いですし、そこに熱や光を当てて歯の漂白を行ないますから、遠慮せずにきちんと歯科衛生士に伝えてくださいね。

シェード変化って何?

ホワイトニング治療を始めると、まず最初にいろいろなカラーをした歯がずらりと並んだトレイを見せられて、自分の歯はどのぐらい白くて、ホワイトニングをする事でどこまで白くする事ができるのか、などを説明されます。
歯の白さや明るさには個人差があり、もともと生まれ持った個人差もありますし、生活習慣や食生活の中で白さや明度が変わることももちろんあります。

歯の白さは白色→赤茶色→赤黄色→灰色→赤灰色と5段階に分類されます。
白色に分類された歯でも、歯の明るさによっていくつかのタイプに分かれているため、トータルではかなり多くのタイプに分類されることになります。
ちなみにホワイトニングをして高い効果が期待できるのは、赤茶色と赤黄色のタイプ。
黒味を帯びた灰色が入ってくると、ホワイトニングも難しくなってくるようです。

私達日本人の歯の多くは赤茶色に分類されるようで、もちろん赤茶色と言ってもレベルはいろいろありますが、ホワイトニングを行なう事で「白色に近い赤茶色」にまで改善する事ができる方がほとんどなのだそうです。
ホワイトニングによって平均2~3シェードは白くなりますが、それ以上の白さを求める場合には、治療を数回に分けたりして長期戦で望むことが必要になります。
一気に何シェードも白くしようと無理をすると、知覚過敏どころか激痛を伴うことにもなりかねません。
ホワイトニングは、無理をせずに気長に取り組んだ方が良さそうですね。

ホワイトニングの仕組み

ホワイトニングってどんな仕組みで歯を白くしてくれるのかご存知ですか?
ホワイトニングの仕組みを知るためには、まず歯の構造を知っておきましょう。

私達の歯は外側がエナメル質で覆われています。
私達が「歯」として目に見えている部分はエナメル質なのです。
エナメル質の内側には象牙質がありますが、この象牙質はもともと黄褐色のカラーをしています。

ここで注意したいのは、欧米人の歯はエナメル質が白色であるのに対し、私達日本人の歯はもともとエナメル質が透明白色になっているために、中の黄色い象牙質が透けて見えているということ。
欧米人の多くは歯磨きをしなくても白い歯の人が多いのに、日本人は頑張ってもなかなか真っ白の歯にならないと言うのは、歯の構造自体が若干人種によって異なっているためなのです。

歯が黄色くなる原因はそれだけではありません。
年齢とともにどうしてもエナメル質の層が薄くなってしまうため、内側の象牙質のカラーが更に目立つようになってしまいます。
この現象は加齢によるものなので仕方ないものですが、薄くなったエナメル質の中の成分を少しでも漂白して、白さを取り戻そうと言うのがホワイトニング治療というわけです。

エナメル質の外側についている黄ばみなどの汚れは、歯磨きをすれば取り除く事ができます。
しかし、エナメル質内部の黄ばみは歯磨きをしても落ちません。
その汚れを取り除くにはホワイトニング治療しかないのです。

ホワイトニングをする事で平均すると2段階~3段階ぐらいは白さを取り戻す事ができるといわれています。
少し白くなるだけでも顔や表情の印象はずいぶん変わってくると思いますよ。

面倒な方でもホワイトニングはできるの?

「ホワイトニングにはとても興味があるのだけれど、私は何をやっても三日坊主。
ホワイトニングもきっと続かない・・。」

そんな三日坊主で面倒がりな方でもホワイトニング治療を行う事ができます。
それがオフィスホワイトニング。
自宅で毎日行なうホームホワイトニングは毎日のホワイトニングを2週間~3週間ぐらい続けなければいけませんが、オフィスホワイトニングなら一度のホワイトニングでも目に見える効果を実感する事ができます。

オフィスホワイトニングもホームホワイトニングでも、使用する漂白剤やホワイトニングのプロセスは基本的に同じです。
ただ薬剤の濃度が違うため、オフィスホワイトニングの方がスピーディな効果を実感する事ができるというわけです。

オフィスホワイトニングは一度の治療でもかなり効果があらわれます。
クリニックの多くは、その白さを継続するためにオフィスホワイトニングの後でホームホワイトニングを行なう事を薦めています。
しかしクリニックの中には「三日坊主だから・・・」の方のために、オフィスホワイトニングを2回から3回行なう事で、ホームホワイトニングが必要ないというホワイトニングプログラムもあるようです。
面倒がりの方は要チェックですね。

高濃度の薬剤を使うオフィスホワイトニングですが、歯科衛生士が濃度などを調整してくれますから、知覚過敏を起こしてしまう心配もありません。
また、もっと続けたい方は回数を増やす事も可能なので、かかりつけの医師と相談しながらパーフェクトな白い歯を目指す事も出来ます。

ホワイトニングに価格破壊がやってくる?

アメリカで始まったホワイトニング。
ホワイトニングが日本へ上陸した当初は、治療費もかなり高かったので、庶民の私達にとっては高嶺の花でした。
でも最近では薬事法改正によってホワイトニングを取り扱う歯科クリニックも増えています。
それに、市場競争が激化する事でホワイトニングの治療にかかる治療費用もどんどん低くなっているようです。
ホワイトニングに興味がある方にとっては嬉しいニュースですよね。

ホワイトニングには歯科クリニック内で行うオフィスホワイトニングと、自宅で行なうホームホワイトニングがありますが、低価格で行うことができるのはホームホワイトニングです。
歯科で作ってもらったマウスピースに漂白剤を注入し、それを歯に装着するだけで簡単にホワイトニングを行う事ができます。
使用する漂白剤の種類や濃度によって装着時間や継続日数なども変わってきますが、安いクリニックなら1万円程度でホームホワイトニングにトライする事も可能なのだそうです。

オフィスホワイトニングはクリニックの設備や使用薬剤によっても治療にかかる費用は異なりますが、5万円~20万円ぐらいのクリニックが多いようです。
以前は5万円でオフィスホワイトニングができるクリニックなんてありませんでしたから、そう考えると劇的な価格破壊ですよね?

これからも価格破壊が続いていきそうなホワイトニング。
興味のある方はぜひいろいろなクリニックをチェックしてみてはいかがですか?